「白髪の鼻毛が生えてきた・増えてきた」
「白髪の鼻毛が目立ち、周りの目が気になる」
「鼻毛に白髪が出てきた。もう年なのかな?」
現在、このような悩みを抱いていませんか? 鼻毛のことは相談しづらいですし、だれに相談していいのかわからなかったりしますよね。白い鼻毛のことはネットでの情報も少なく、対策や改善方法がわかりにくいのではないでしょうか。
この記事では、白い鼻毛が生える原因が老化だけではないこと、「栄養不足」「血流不足」が関係していることをお伝えしていきます。加えて、白い鼻毛の簡単な対策、「栄養不足」「血流不足」の改善方法を紹介します。
改善方法を知り実践することで、白髪の鼻毛が改善し、普段から鼻毛の白髪を気にすることなく、周りの目も気にならなくなり、イキイキと生活できるようになりますよ。
1.白髪の鼻毛が生える3つの原因
①栄養不足
②血流不足
③老化・遺伝
白髪の鼻毛が生える原因は、大きく分けて「栄養不足」「血流不足」「老化・遺伝」の3種類があります。
まずは原因をしっかり理解することで、「自分の白い鼻毛が発生している原因を知り、対策・改善につながります」 自分のカラダでおこっていることを想像できると、対策・改善に対する意欲も変わり、この後紹介する対策方法への理解も深まり効果が高まります。そのため、原因についても読んでみてください! 「早く対策方法が知りたい!」という人は流し読みでも構いません!
①栄養不足
年齢に関係なく、白い毛を招く最大の原因は栄養不足です。
現代人は、カロリーは十分に摂っていても、髪の色素や体を作る栄養素「ミネラル」が極端に不足しています。
以下のような経験はないでしょうか?
・忙しさのあまり、菓子パンやスナック菓子を食事の代わりにしてしまう
・毎食、ラーメンや丼ぶりものを選択しがち(炭水化物に偏りがち)
健やかな鼻毛を育て、しっかりと色素を送り込むためにもミネラルは欠かせません。
②血流不足
血流は心臓から押し出されたあと、血管を通じて全身の細胞一つ一つに酸素と栄養を届けます。
血流が悪くなると末端の細い血管に血液が届きにくくなり、毛を育て黒く色をつけるための栄養が不足して、白い毛になります。
「血流が悪化する」原因というと、運動不足をイメージしやすいですが、大きく影響を及ぼすのが「腎臓の状態」と「ストレス」です。
②-1 腎臓
腎臓は、血液の中からカラダに必要なものと不要なものをより分け、不要なものを尿として排泄する役割を担っています。そのため腎臓には、大量に送り込まれる血液の状態を感知するセンサーが備わっています。
腎臓の機能が衰えると、血流の状態を感知するセンサーが衰えることになりますので、血流が悪くなります。さらには、腎臓機能が衰えた状態が長く続くと、貧血になってしまうこともあり、白い毛が増えてしまうのです。
②-2 ストレス
意識しなくても、血流の流れや消化、代謝活動など内臓全般の働きをコントロールしているのが自律神経です。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、活発に動くときや緊張状態にあるときは交感神経が優位になり、リラックスしているときは副交感神経が活性化します。
血流で考えると、交感神経が優位になるとカラダは緊張し血管は収縮します。その一方で、副交感神経が活発になると、緊張がゆるみ末端の欠陥が拡張します。
血管の収縮と拡張が緩やかに入れ替わるのが自律神経が整った状態であり、血流もスムーズになります。
強いストレスがかかったり、ストレス状態が長く続いたりすると交感神経が優位の状態がおさまらず、毛細血管が収縮したままになり、血流が滞り、白い毛が増える原因となります。
③老化・遺伝
老化による白い毛の増加は、加齢により白い毛を染める色素細胞であるメラノサイトが活力を失ってしまうことが原因です。
全体にまんべんなく白い毛がある場合、老化が原因である可能性が大きいです。
また「白髪になりやすい」家系に生まれると、白い毛が増えやすくなります。
「白髪になりやすい」家系は、メラノサイトの生存や維持に重要な働きを持つ遺伝子の発現量が少ないといった遺伝的な体質を持っています。
2.白い鼻毛の対策方法
①定期的な鼻毛の処理
②食生活の改善
③腎機能の改善
④ストレスをためない
白髪の鼻毛の対策の中で、 簡単にできることは「定期的な鼻毛の処理」です。鼻毛用ハサミや鼻毛カッターを使い処理しましょう。ただし、鼻毛を抜く処理はおすすめできません。
鼻毛を抜くと鼻の粘膜に刺激を与えてしまうため、鼻血が出やすくなったり鼻炎になる可能性があります。鼻毛を抜く処置をしたい場合は専門医に相談することをおすすめします。
白髪の鼻毛を改善したい方は、自分の状態に合わせ「食生活の改善」、「腎機能の改善」「ストレスをためない」といった日々の習慣の見直しや生活の改善が必要になります。
次は、それぞれの対策方法についてより詳しく紹介します。
①定期的な鼻毛の処理
①-1. 鼻毛処理用ハサミや鼻毛カッターを使う
鼻毛処理用品は、最も手軽な白髪の鼻毛対策です。
鼻毛処理用ハサミは鼻の中を傷つけないように刃の先が丸い形状をしています。
鼻毛カッターは狭くて見えにくい鼻の中でも安全に処理できるように設計されています。
自分の鼻の穴の大きさにあった鼻毛処理用品を選びましょう。
ただし、鼻毛のカットのしすぎには注意が必要です。鼻毛は鼻の中の潤いと湿度を保つことで乾燥による鼻炎を防いだり、空気中の細かいホコリや細菌、ウイルスを防ぐフィルターの役割をしています。切りすぎてしまうと鼻の中の炎症や風邪をひきやすくなることがあります。
①-2. クリニックで脱毛する
頻繁に鼻毛をカットするのは面倒くさいと感じ、脱毛したいと思う方も多いと思います。
自分自身での脱毛は鼻の穴の中の炎症を引き起こしてしまう可能性があるため、おすすめできません。脱毛をしたいのであれば専門のクリニックで行いましょう。
②食生活の改善
栄養バランスの整った食生活を送ることが大事であることは誰でも知っていることだと思います。厚生労働省と農林水産省の共同で作成された「食事バランスガイド」では、1日の目安をSVという単位を用い、次のように示しています。
・主食5~7SV(例:おにぎりだと4個、ごはん中盛だと4杯 など)
・副菜5~6SV (例:野菜サラダ1SV、野菜の煮物2SV、野菜炒め2SV など)
・主菜3~5SV (例:納豆や目玉焼き1SV、焼き魚や刺身2SV、
ハンバーグや唐揚げ3SVなど)
・牛乳・乳製品2SV (例:チーズ1かけ1SV、スライスチーズ1枚1SV、
ヨーグルト1SV、牛乳コップ1杯分2SV)
・果物2SV (みかん1個、リンゴ半分、ブドウ半房、桃1個 それぞれ1SV)
朝昼夕の1日の食事例を次に示します。
1日の合計:主食 5.5SV、副菜 6SV、主菜 5SV、牛乳・乳製品2SV、果物2SV
朝食の例:ごはん小盛り1杯(主食1SV)、野菜サラダ1皿(副菜1SV)、
納豆(主菜1SV)、味噌汁、牛乳1杯(牛乳・乳製品2SV)
昼食の例:うどん1杯(主食2SV)、ごはん小盛り1杯(主食1SV)
冷ややっこ(主菜1SV)、ひじきの煮物(副菜1SV)、
野菜サラダ(副菜1SV)
夕食の例:ごはん中盛り1杯(主食1.5SV)、ハンバーグ(主菜3SV)
野菜炒め(副菜2SV)、具沢山味噌汁1杯(副菜1SV)
リンゴ1個(果物2SV)
実際に栄養バランスの整った食事を取ろうとすると普段の食事から主菜を少なくし、副菜を多くしなければいけないと感じる方も多く、毎日続けるとなるとつらいのではないでしょうか。そんな方はサプリメントでミネラルを補給することから始めるのも一つの方法です。
食べることはストレス解消にもなるため、無理をするとストレスがたまり白髪の鼻毛を増やしてしまう原因になってしまいます。無理をせず、自分に合った改善を始め、徐々に理想的な食生活に近づけましょう。
③腎機能を改善
鼻毛に白髪がまばらに混じり、体調に違和感を少しでも感じていたら腎機能が衰えている可能性があります。腎機能に少しでも違和感を感じたら「かかりつけ医」に相談するか、腎臓内科・内科もしくは泌尿器科を受診しましょう。
④ストレスをためない
ストレスがたまると、毛細血管が収縮し、カラダの末端への血流が滞り、毛に十分な栄養が送られず白くなります。そのため、ストレスをためず発散することが大事です。
一般的に言われているストレスの対策は
・日常的に適度な運動をする
・睡眠を十分にとる
・仕事と私生活のメリハリをつける
・趣味の時間をとり、リフレッシュする
現代人はとても忙しく、上記のように、まとまった時間が必要な対策が難しい人も多くいます。まとまった時間がとりづらい方々は短時間でカラダや心が少しでもリフレッシュする行動を仕事の合間で取り入れていましょう。
・簡単なストレッチをする(背筋を伸ばす、前屈をするなど10秒くらいでできる
行動を 細目に行いましょう)
・自分の好きな画像や動画を少し見て、ホッコリする
・何も考えず、目を閉じて落ち着く
少しでも心に余裕を保つことを心がけましょう。
3.まとめ
・白髪の鼻毛が生える原因は、「栄養不足」「血流不足」
・白髪の鼻毛の簡単な対策は鼻毛処理用品を使用すること
・白髪の鼻毛の改善には、「食生活の改善」「腎臓を大事にする」「ストレスをためない」
今回は、白髪の鼻毛が生える原因や対策についてまとめてみました。 鼻毛の白髪に悩む方、かなり多いと思います。 原因と対策を理解した上で、対策方法を実践してみてください。
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